人気バンド「マッドネス」のクリス・フォアマン(69)が、多発性骨髄腫と診断されたことを明かした。血液がんの一種であるその疾患は完治の方法がまだないものの、「普通の生活」に戻れるよう、寛解に向けて治療に取り組んでいるとバンドの公式SNSで報告している。
先月29日の投稿でクリスは「今年になって背中の上部と肩にひどい痛みを覚えるようになった。6月28日のフランス公演の頃には耐えがたいものになっていた」と振り返る。
そして検査の結果、脊椎に腫瘍が発見され、その後の放射線治療により痛みはおさまったという。一時は「とても体調が悪かった」と認めるクリスだが、現在はそのころに比べてはるかに改善しているとして、普通の生活を取り戻し、来年にはステージに復帰したいとの意向を綴っている。