在宅フリーランスという働き方は孤独との戦いと言っても過言ではないだろう。漫画家・まぼさんの『在宅フリーランスになった話』は、在宅ワーカーとなったまぼさんの日常を描いたショート漫画。以前X(旧Twitter)に投稿されると、4500を超える「いいね」が寄せられている。
仕事と育児の間でいきづまって会社を辞めたのちにフリーランスになったまぼさん。フリーランスの働き方は自分に合っていると感じているものの、元々おしゃべりな性格のために前職のメンバーとランチに行くと、つい喋り過ぎてしまって反省する日もある。また、自宅では会話をせずに真顔でいる時間が長いので、突然「顏の体操」を始めたり…。
読者からは「フリーランスあるあるすぎる(笑)」「共感でしかない」といった声がある。そこで作者のまぼさんに、同作を描いたきっかけについて話を聞いた。
―同作を描いたきっかけを教えてください。
在宅フリーランスだと終日人と話すことがない日もあり、孤独な時間だよな…せめてこのさみしい姿を知ってほしい!と思い漫画にしました。
―フリーランスになると公私の切り替えや自己管理が難しいという悩みをよく聞きますが、まぼさんはどのように対処しているのでしょうか?
「この曲を聴いているときは集中する」などと自分で集中しやすい作業BGMを選んで集中できる環境を作るようにしました。息子が小学生で15時には帰ってくることもあり、集中して仕事に向き合える時間が限られているということもあり、「このタイミングを逃してはならん!」と喰らいつけるようになりました。が、うまく集中力をコントロールできない日も多々あります…笑。
―読者にメッセージをお願いいたします。
いつも漫画を読んでくださってありがとうございます。日々ひとりで仕事をしているので、何気なく描いてアップした内容にリアクションをもらえると誰かに見つけてもらえてる…!という喜びを感じられます。
◇
まぼさんは他にも、『勤労ロードショー 今日も財布がさみしくて』(KADOKAWA)というバイト時代から在宅フリーランスになるまでの経験をつづった漫画も発売中。気になる人はチェックしてみてはいかがだろうか。
<まぼさん関連情報>
▽X(旧Twitter)
▽著書『勤労ロードショー 今日も財布がさみしくて』(Amazon)