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総裁選前倒し、環境副大臣を辞めてでも要求する!自民・小林史明氏、石破氏に「選挙の敗北」の「結果責任」追求

よろず~ニュース編集部 よろず~ニュース編集部
小林史明氏のインスタグラム@kobayashifumiakiより
小林史明氏のインスタグラム@kobayashifumiakiより

 環境副大臣で自民党の小林史明衆議院議員(広島6区)が29日にX(旧ツイッター)を更新。「自民党総裁選挙の前倒しに向けた手続きが決定されました。元々、私自身は総裁選を早期に実施すべきという考えです。」と総裁選の前倒し実施に前向きであるとコメントした。

 自民党の総裁選については、27日に「自民党総裁選管理委員会」の会合が開かれた。会合では、前倒し実施を求める国会議員は署名・捺印した書面を議員本人が党に届けることとし、名前の公表を行うことが決定した。都道府県連が前倒し実施を求める場合には、党本部に連絡、書面で提出することとした。

 小林氏は「これまで副大臣という立場から、公に意思を示すことは控えてきましたが、今回の手続きで氏名を公表することが決定されたため、あえて控える必要も無くなりました。」と考えを公表した理由も説明。「報道で首相周辺の話として、『政務三役が署名をする場合は、辞表を出さないと筋が通らない』という情報があります。本当に必要があるのなら、副大臣を辞して手続きを行いたいと思います。」と役職をかけてでも総裁選を実施したいという意思を示した。

 組織のリーダーが役割を果たすためには「正統性は不可欠な要素」とし「民主主義における政党のリーダーにとって、選挙の結果は国民からの信任、すなわち正統性の最も強力な源泉です。相次ぐ選挙の敗北はリーダーシップの正統性が大きく揺らいでいることを示しています。」と石破茂首相の下で挑んだ昨年10月の衆院選、今年6月の東京都議選、同年7月の参院選で敗れたことなどを念頭に指摘した。

 リーダーの正当性が揺らぐことで「組織の麻痺」状態に陥る危険性があると説明。「組織としての失敗に対し、リーダーが責任を取らないことは、組織の自己修正能力が機能不全に陥っていることを内外に示してしまいます。選挙の敗北という結果責任を明確にすることで、組織としての健全性や自浄作用を証明する必要があります。」と総裁選の必要性を説いた。

 なお、小林氏は前回の総裁選では小泉進次郎氏の推薦人を務めていた。

 また、自民党の小野田紀美参院議員は総裁選管理委員会の会合が開かれる前の23日に自身のXを更新。「臨時総裁選について新聞やらテレビ局やらから同じようなアンケートが事務所に次々届いているようで。普段逐一回答しませんが、今回はここで回答しておきます。」と前置き。
・臨時総裁選はやるべきだと思っている。
・記名でも無記名でも氏名公表でも、私は別になんでも良いです。自分の意見を隠す気ないですし。
と明言した。

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