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有毒ウミウシ「ブルードラゴン」出現でスペインのビーチが一時閉鎖へ 致命的な刺傷を引き起こす可能性

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ブルードラゴンと呼ばれるアオミノウミウシ(Sahara Frost/stock.adobe.com)
ブルードラゴンと呼ばれるアオミノウミウシ(Sahara Frost/stock.adobe.com)

 有毒のウミウシ「ブルードラゴン」がスペインのビーチで発見され、海への立ち入り禁止が発令された。同国南東部トレビエハの町グアルダマル・デル・セグラ周辺約11キロに及ぶ海岸線で「ブルードラゴン」2匹が確認され海水浴が禁止に、同生物は「海で最も美しい殺人者」の異名を持ち、致命的な刺傷を引き起こす可能性があることで知られている。

 学名はGlaucus atlanticus(グローカス・アトランティカス)、3cmほどの「ブルー・ドラゴン」だが、刺されると吐き気、痛み、嘔吐、急性アレルギー性接触皮膚炎などの症状が発現、大西洋、太平洋、インド洋に生息し「小さな気泡を飲み込む」ことで海面に浮遊することがある。

 8月20日の発令後、町長のホセ・ルイス・サエス氏はXにこう綴った。「ビベルスビーチに『ブルードラゴン』として知られるグローカス・アトランティカスの個体が2匹出現したため、海水浴を禁止します」「刺傷の危険性があるためこの生物に近づかないようお願いします」

 そして翌日21日サエス氏は警戒レベルが赤から黄色に引き下げられたと発表、「特別監視活動」の終了を明らかにした。

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