SNSやレシピサイトの普及によって、失敗の回数が減ってきた料理。そんな時代の中、あるユーザーが「良い案を思いついた!」と新しくオリジナルスイーツを作成!味は間違いないはずなのに、なぜか「見た目ってとっても大事なんだなと思った」「味は絶対美味いってわかってるのに手が出せない」と「敬遠」されてしまった人の投稿に注目が集まっている。
話題になっているのは、X(旧ツイッター)ユーザーの「すりごま」さん(@surigoma2012)が18日に「予想:サイダーゼリーの中にデラウェアがぎっちり詰まってたらビジュ素敵なのでは?」と投稿した写真。この暑い夏に、すっきりしたゼリー+今が旬のデラウェア(小粒種のぶどう)の組み合わせなんてマズいわけがない!写真の方は…あれ…?川の中で見たことがあるような、ないような…。本人の感想は「今までで一番まずそう。カエルの卵かな」。リング状なのが、その意識を加速させちゃってる。
すりごまさんによると、「子どもたちがぶどうが好きなので、デラウェアがぎっちり詰まったゼリーを作ったら見た目も素敵で喜ぶかなと思って」とクッキングを決意したという。レシピはサイダーとゼラチンとデラウェアというシンプルな作り。味は「とても美味しかった」とのことで、家族全員で全部食べ切ってしまったそうだ。
本人による反省ポイントは「果汁」。子どもと一緒にデラウェアの皮を剥いた際に出た果汁を「もったいないな」の一心で思い切って混ぜたという。するとどうだろうか。澄んだ透明のサイダーゼリーが、一気にちょっと濁った緑色に変色。「混ぜた瞬間から『田んぼの水』の色だったので後悔した。デラウェアが種入りばかりだったのも嫌な予感がした」と振り返った。
この投稿には、22日までに12万件以上の「いいね」が集まる大反響。ネット上では「集合体恐怖症には目を開けて食べられない代物」「おいしい+おいしい=おいしいのは約束されてるのに見た目だけマイナスに走って行った」「見た目と味のギャップが一番ありそうです」と、すりごまさんの渾身作に笑いと困惑の声を寄せていた。
今年に入ってからクラッシュコーヒーゼリーや、フルーツポンチが丸々入ったゼリーなど、さまざまな味のゼリーを作成しているというすりごまさん。今回の反響を振り返り、「自虐ネタとはいえ、ビジュが良くなかったのは納得がいってない。リベンジしたい」と計画しているようだ。次は「見た目も美味しい」ゼリーができますように。