元米大統領のバラク・オバマ氏とミシェル夫人は、娘たちに理想のパートナーを見つけるため「たくさんデートすること」を勧めているという。夫妻は娘のマリア(27)とサーシャ(24)に、将来の伴侶を選ぶ際に何を重視すべきかを伝えるため、自身の恋愛経験を共有している。
ポッドキャスト番組『IMO ウィズ・ミシェル・オバマ・アンド・クレイグ・ロビンソン』の最新エピソードで、ミシェル氏は兄クレイグ・ロビンソン氏との対話の中でこう語っている。「私はただ、娘たちに人に対してオープンでいてほしいと思っているの。私自身、たくさんデートをしてきたわ。だからバラクが現れたとき、彼と比較できる経験があったのよ。自分が何を好み、何が苦手かをよく理解していたから」「私たちは娘たちに、自分たちの経験を通してある程度の教育をしたいと思っているの」「だから私が伝えたいのは、“デートすること”。たくさんデートして、もし最悪な相手に出会ったり、嫌な経験をしたら、すぐに次の人に進めばいいってこと」
ミシェル氏は1989年、イリノイ州シカゴの法律事務所「シドリー・アンド・オースティン」で、当時ハーバード大学ロースクールの学生としてインターンに来ていたオバマ元大統領と出会った。当初、オバマ元大統領の指導役を務めていたミシェル氏は「デートを望んでいなかった」と振り返る。法律事務所のパートナーたちから高く評価されていたオバマ元大統領を「オタクっぽい」と感じていたこともあり、恋愛対象とは見ていなかったという。