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ザ・ぼんち「THE SECOND」再挑戦に意欲「見てもらいたいものができれば、ぜひ」55周年ツアーでは台湾公演も

中江 寿 中江 寿
「ザ・ぼんち」ぼんちおさむ(左)と里見まさと
「ザ・ぼんち」ぼんちおさむ(左)と里見まさと

 漫才コンビ「ザ・ぼんち」の里見まさと(73)、ぼんちおさむ(72)が19日、大阪市内で「ザ・ぼんち芸道55周年記念単独ライブ~漫才はとまらないッ」のツアー概要発表会見を行った。10月26日の大阪・なんばグランド花月を皮切りに、12月14日に東京・ルミネ the よしもと、1月末~2月上旬頃に台湾公演を行う。まさとは「とことん行くとこまで行きたいなあと」と意気込みを語った。

 1972年10月にコンビ結成。80年代の漫才ブームでは大人気となり、一時代を築いた。81年には「恋のぼんちシート」が売り上げ80万枚の大ヒット。同年に漫才師では初めてとなる日本武道館でコンサートを開いた。86年にコンビ解散後、おさむは俳優、まさとは漫才コンビ「里見まさと・亀山房代」として活動。02年に「ザ・ぼんち」を再結成した。

 今年5月に行われた結成16年以上の漫才師ナンバーワン決定戦「THE SECOND~漫才トーナメント~」決勝で披露した漫才は、大きな反響を呼んだ。再挑戦について、まさとは「よく言われるんですけど、健康であって、ネタができたらとしか言いようがない」と含みを持たせながらも「何かひらめくもんができて、(お客さんに)見てもらいたいものができれば、ぜひぜひ。王道の内容で予選会で落ちようが、何しようが、ぜひ、そう思います」と前向きな姿勢を見せていた。

 まだまだ漫才を続ける意欲はあるが、引き際も考えている。おさむは「神棚に80、90歳になっても舞台ができますようにと、お願いしているんです。いつまでも舞台に立ちたいという気持ちはありますね」と言うものの、まさとは「2人で覚悟だけは数年前からしております。舞台に出て『ちょっときついな、このおじいちゃん2人』というような絵面であったり、笑いが取れなくなったりとか。それこそ、セリフが出てこんようになってるとか」と話した。

 大阪公演では、メッセンジャー黒田や「THE SECOND」でしのぎを削ったモンスターエンジン、金属バット、吉田たち、東京公演では笑福亭鶴瓶、NON STYLE、ミキらがゲスト出演する。

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