水を加えず具材の水分だけで作る「無水カレー」。旨味が凝縮された味わいが人気の秘密だ。自分も食べてみたいと、教わった通りに作り始めたけど…「大丈夫なん?これで」と不安になる“途中経過”が話題を呼んでいる。
「無水カレーにチャレンジしてるんやけど 大丈夫なん?これで」と不安な心境を吐露したのは、Xユーザーの「とわぷー」(@hyougemono711)さん。自身のXに「無水カレー」を調理している途中の様子を公開した。
写真では確認できないが、鍋の底にはトマト6個、ナス3個、タマネギ3個を乱切りにしたものが敷き詰めてあるという。その上から、適当な大きさに切った豚バラ肉、鶏肉を乗せ、ニンニクスライス、ミックスベジタブルも鍋へ。仕上げにカレーパウダー、カレールーを投入した。
レシピは会社の後輩に教わったという。その通りに作っているはずだし、火にかければ野菜から水分が出る。それは分かっている。ただ、さすがに「本当に野菜の水分で足りる?」「焦げない?」と不安にならざるをえない。とはいえ、やるしかないのでこのまま火にかけた。
弱火で煮ること40分程度。「完成品です」と公開した鍋の中を見ると、なんと意外!しっかりとカレーが完成している。水分量もしっかりある。肝心の味も「トマトの味が強めに出ていて、濃厚なカレーといった感じで美味しかったです」とぎゅっと詰まった旨味に舌鼓を打った。
ただ、これには秘密が…。実は加熱途中、練り物のようになったことに危機感を覚え「水を茶碗1杯入れました」とのこと。その結果、野菜からの水分も相まって想像以上にシャバシャバなカレーに仕上がったのだった。結果的には、水を追加しなくても、とろみが強めのカレーが出来上がっていたかもしれない。
この一連の投稿には「すげー!」「意外といけるのよね~」「水入れちまったからシャバシャバに?」「圧力鍋でつくるともっと無水カレーたのしめますよ」「水分出とるな」「無水カレーはほぼ練り物っすよ」「水入れなかったらいい感じだったかもなこれ」など反響多数。不安になる“途中経過”の写真には14万件を超える「いいね」が寄せられた。
具材の水分が全ての「無水カレー」では、水分量の多い野菜選びのほか、加熱中に焦げ付かないように注意するのもポイント。レシピによっては先に具材を炒めて、水分をしっかり出してからルーを入れる方法も。調理する際はしっかり要点を押さえておこう。