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オーデ番組「BOYS II PLANET」脱落システムに視聴者から批判→高い順位のメンバーがいきなり消えることも

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「BOYS II PLANET」の公式X@_mnetboysplanetより
「BOYS II PLANET」の公式X@_mnetboysplanetより

 韓国放送局・Mnetのサバイバルオーディション番組「BOYS II PLANET」第2回が7月25日に放送され、10代男女と20代女性の視聴者層において、地上波を含む同時間帯での視聴率1位を記録した。動画配信サービスのTVINGでも、同時間帯のライブチャンネル中、リアルタイム視聴占有率が約77%を記録、Mnet PlusやYouTubeなどのプラットフォームにおいても注目を浴びている。

 熱い関心が集まる一方、全てが良い方向に進んでいるとはいえない現状があると、現地メディアが報じている。160人の参加者が80人に絞られる過程の中、一部で編集や脱落システムへの批判が起こっている。

 「BOYS II PLANET」では、ランク決定戦とシグナルソングテストを経て、80人の参加者を選抜。プラネットKは52人が、プラネットCは80人が生存者として残った。第3話からは、プラネットKとプラネットCが合流し、1対1のランクバトルを繰り広げている。

 しかし、今シーズンから導入された独自の脱落システムに、多くの批判が集まっている。「PRODUCE」シリーズから前シーズンの「BOYS PLANET」まで、最初の脱落者は例外なく、最初のミッションを終えた後に決まっていた。しかし「BOYS II PLANET」では、ランク決定戦とシグナルソングテストで「NO STAR」を付与された参加者はミッションに進めず、その場で脱落となった。

 参加者にある程度の時間を与えたのは、参加者に最小限の機会を保証するのと同時に、視聴者がメンバーを選抜するという趣旨に沿うためだった。しかし視聴者の投票が始まっている状況で、制作陣の基準により脱落者が決まるというシステムに疑問の声が上がった。プラネットKでは、DRIPPINのメンバー・イ・ヒョプ、パク・ヌリなどの脱落が物議をかもした。

 特にイ・ヒョプは、メインボーカルという確実なポジションを手にし、ブラインド投票で7位を記録するほど多くのファンを保有する候補生だったが、独自の脱落システムにより脱落。パク・ヌリは、デビュー候補生期間が短く、サバイバル番組への参加は初めてだったために認知度は低かったものの、1分PRコンテンツがSNSで話題を集め、注目を浴びていた。このように、十分に再評価の期待が持てる参加者たちが、反響を得る前に姿を消す事態となった。

 さらに、多くの脱落者が発生したプラネットCも状況は同じだ。ZEROBASEONEが誕生した「BOYS PLANET」シーズン1にも参加し、第1回で公開された順位は2位、第2回では5位だったツァイジンシン、第1回で7位、第2回で10位だったシュエン・ハオらが、ステージを披露する前に番組を去ってしまった。

 オーディションに残った、候補生たちの放送分についても話題になっている。特にチャン・ハヌムは、2秒ほどしか画面に映らず「チャン・ハヌムの尺」というワードがSNSのトレンドになり、ユン・ミンも出演時間が1分にも満たなかった。

 独自の脱落システムで候補生を脱落させたり、出演時間に格差が出たりする理由の一つとして、参加者が多すぎることが挙げられる。今回は160人が参加しており、プラネットKとプラネットCに分けても、ひとりひとりを十分に取り上げるのは現実的に難しい。

 放送に先立ち行われた制作発表で、制作陣は「常に参加者たちに念を押している。圧倒的才能や魅力、実力、キャラクターが光っている人が、番組で取り上げられる可能性が高い。だから何でもやるべきだと。それが、放送に映るかどうかの基準だ」と言及。公平であることを強調するためだったが、いざ放送を見てみると、魅力やキャラクターなどに制作陣の主観的要素がかなり介入しているという印象がぬぐえないという声が大きい。

 視聴者の間では「すでにデビューメンバーは決まっている」「彼らに放送分や見せ場を与えるため、他の参加者を早く脱落させたり、出演時間を減らしたりしているのではないか」という疑念が上がっている。投票は外部機関の確認を経ているため、票を操作することは難しいが、主観の入る編集はいくらでも可能だからだ。

 制作陣は、絶対的に不足している放送分の埋め合わせとして、さまざまなコンテンツを用意すると強調したが、「BOYS II PLANET」はテレビ番組であるため、放送における出演時間の影響力は無視できない。そのため、番組への不信感は増す一方だという。

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