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米大物歌手が明かす 自身のドキュメンタリー制作を断り続けていた過去&一転オファー応じた理由

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 ビリー・ジョエル
 ビリー・ジョエル

 シンガーソングライターのビリー・ジョエル(76)は自身に関するドキュメンタリー制作を断り続けていたという。自分語りが嫌いだというビリー、自分の人生が公開されることに抵抗があったものの、遂にHBOの2部構成の新ドキュメンタリー「ビリー・ジョエル:アンド・ソー・イット・ゴーズ」の制作に同意することとなった。

 ビリーはピープル誌に「こういった類のことに長年抵抗してきたんだ。自分について話すのはうんざりだから。自分がした馬鹿げたことを話すのはキツイ。けど彼らはいくつかのテーマに沿ったアドバイスを求めてきた。『ただ真実を話す』と私は言ったんだ」と語り、自身のドラッグ依存症、失敗した結婚、メンタルヘルスの問題などを掘り下げた同番組について、自分の新たな面を知る「自己開示的な」ものだったと振り返っている。

 モデルの元妻クリスティ・ブリンクリー(71)との間にシンガーソングライターの娘アレクサ・レイ・ジョエル(39)、現在の妻アレクシス・ロデリック(43)との間に9歳と7歳になる娘がいるビリー、同番組について「目標は早く終わらせることだった。インタビューを受けると、向こうは自分について尋ねてきて、結局は自意識過剰になるんだ。かなり恥ずかしいよ」と続けた。

 今年5月に治療可能な脳疾患の正常圧水頭症と診断され今後のコンサートのキャンセルを余儀なくされたビリーだが、完成した同番組を見た際のことを「心配したよ。人が時間をかけて取り組んだものを嫌いになってしまうかもしれないって。でもそうはならなかった。これが自分にとって一番の誉め言葉だった」と回想していた。

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