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行方不明になった猫 13年ぶりに飼い主と再会!160キロ離れた地で発見 最期は見守られながら…

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行方不明の猫、13年ぶりに飼い主と再会 ※写真はイメージです
行方不明の猫、13年ぶりに飼い主と再会 ※写真はイメージです

 行方不明になっていた猫が13年ぶりに飼い主と再会し旅立った。獣医看護師のジェイド・イェネルさんとその夫は当時5歳だった雌猫のミンクスを探し回ったものの見つからず、イングランド南西部ブリストルからウェールズ南東部ブライナイ・グエントの町トレデガーへ引っ越していた。

 ミンクスにはマイクロチップが付けられていたが、発見には至らず、同夫妻は生き別れとなってしまっていた。それから、13年の月日が経過したある日、やせ細り弱ったノミだらけの野良猫がブリストルから直線距離で約160キロ離れたウェールズ南西部ペンブロークシャーにあるフィッシュガード動物病院に持ち込まれた。ジェイドさんは同院からの電話を最初はテレマーケティングと勘違いしたという。詳細を伝えられ、海岸沿いのその町まで駆けつけた。

 ジェイドさんは「こみあげるものがあって、言葉が出なかったです。震えが止まりませんでした。夫に『ミンクスが見つかった』と言うと彼も驚愕していました」と再会を振り返った。「本当に素晴らしいことです。ただ驚くばかりです。マイクロチップを付けていたので、私たちは本当に幸運だったと思います」と感激の思いを吐露した。

 再会した時のミンクスの状態については「本当に酷い状態でした」と告白。ただ「すぐに私を認識しました。頭突きをしてゴロゴロ鳴いたんです」とジェイドさんをしっかりと覚えていたという。「私の方が取り乱していて、ミンクスは夫にも同様でした。彼との再会を喜んだんです」と冷静ではいられなかったと回想した。

 ジェイドさんの家に連れて帰られたミンクスは同夫妻の子供たちにも会い健康状態も徐々に改善したものの、がんにより他界、ジェイドさんはミンクスの最期は愛に満ちていたと語った。「最後の息までゴロゴロ言っていました。本当に素晴らしい猫でした」「再び迎えられたことに感謝しかありません。私たちのところに戻ってきた理由があったと思います。最後の日に私たちが世話をすることができたわけですから」「自分がどれだけ愛されているかを知っていた。私たちの子供たちにも会い、彼らもミンクスを大好きになりました」と思いが通じ合っていたことに感謝していた。

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