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動画再生回数225万回以上「猫のための物件」が話題 5匹飼育可!貴重な多頭飼い可物件も

米田ゆきほ 米田ゆきほ

猫のために設計されたが愛猫家の間で話題になっている。

猫を飼う人が家を探す時に直面する問題が、入居できる物件の少なさ。犬のみ可や、複数飼育不可など制約が多く途方に暮れる人は多い。

そこで人気を集めているのが、猫専用物件を展開する株式会社ねこ家

運営するインスタ「ねこ大家」のフォロワーは10万人を越え、5頭飼育可能の物件を紹介する動画の再生数は225万回以上再生された。中には入居の募集が始まると完成前に図面だけを見て契約する猫愛の強い飼い主もいるそう。ねこ家の取締役を務める岡本麻美さんに話を聞いた。

――物件はどれくらいあるんですか?

岡本:全国にアパートや戸建てなど200~300戸ほど。賃貸もありますが、注文住宅やリフォームの施工もしています。愛知県には一棟まるごと猫専用のマンションもあります。

――猫のための物件を手がけたきっかけは?

岡本:元々不動産と建築の会社で、6年ほど前に会社の近くにいた子猫を保護したことから保護猫活動をすることになりました。里親さんが猫が飼える物件がないと多くの声を聞き、自社物件を猫に特化したマンションにしてみたんです。

会社のスタッフにも猫好きが多く合計12匹飼育中。工事部の人間も猫マニアなので、猫にとって何をしたらストレスか、など実際の経験を元に設計しています。

――設備など特徴は?

岡本:猫は窓から外を見ることで興味や刺激で脳を刺激し楽しい気分を味わえるので物件の窓は必ず外が見えるように設計しています。あとは、上下運動ができるようにキャットウォークやステップお部屋を回遊できる導線つくりなど工夫しています。一つの物件でも子猫から老猫や障害のある子、足が長い子、短い子など猫の性格によって部屋を選べるようにしています。

――最もこだわっている仕組みは?

岡本:脱走対策です。玄関には必ず脱走防止扉と、窓にも策を設置しています。特に外で保護した猫は脱走しがちなので、慎重に徹底しています。→脱走防止対策です。玄関には脱走防止扉、窓には脱走防止柵を設置しています。外で保護した猫は脱走する可能性が高いので徹底しています。

――猫を飼っている人へ、部屋づくりのアドバイスをお願いします。

岡本:問題になっているのが脱走。逃げてしまったら二度とみつからないケースも多く、帰ってきてもノミや病気、怪我をしている場合もあります。うちの子はいつも逃げないから、と思っていても音に驚いたり何かでパニックになった拍子に逃げることもあります。脱走対策は必ず整えてください。

◇ ◇

現在10戸件ほど工事中で、これから募集が始まり争奪戦になる予想。入居希望者はインスタとHPをチェックしてほしい。

ねこ屋公式インスタグラム「ねこ大家」
https://www.instagram.com/nyankichi_neko/
HP
https://necooya.com/

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