女性ラッパーのニッキー・ミナージュが、ラッパーのジェイ・Zに対し1億~2億ドル(約146億~292億円)の支払いを求めている。ニッキーは、2015年にジェイ・Zが立ち上げたストリーミングサービスTIDALと提携した最初期のアーティストのひとりで、独占コンテンツ提供とプロモーションの見返りとして、TIDAL株式の3%を取得していたとされる。
しかし2021年、ジェイ・ZがTIDALの過半数株式をジャック・ドーシー率いるスクエア社に3億200万ドル(約441億円)で売却した際、ニッキーにはわずか100万ドル(約1億5000万円)しか提示されなかったという。
ニッキーは8日、X(旧Twitter)にてジェイ・Zを強く非難。「これまでに計算したところ、1億~2億くらい。ジェイ・Z、このカルマの借金を清算するために私に電話して。利息が増えるばかりよ」と投稿。さらに「ジェイ・Zが支払うべきお金の一部で、私の愛するバーブズ(ファン)を大学に送り、「スチューデント・オブ・ザ・ゲームズ」チャリティを通じて彼らの学費や学生ローンの返済に充てるつもり」と語り、社会的支援への意欲も示した。