俳優のマーティン・ショート(75)は、女優のメリル・ストリープ(76)がドラマ「マーダーズ・イン・ビルディング」の撮影初日に緊張していたと知り、とても驚いたという。同作のシーズン3でマーティン演じるオリバーの恋人ロレッタ役としてキャスト入りしたメリルだが、最初の一緒のシーンの撮影はベテラン女優でも緊張していたという。
シリウスXMラジオでマーティンは「『マーダーズ・イン・ビルディング』での最初の一緒のシーンは、ピアノのところでちょっと良い雰囲気になるものだった」と説明。「待合所に戻ったら彼女が『緊張で心ここにあらずだった』って言ったんだ。僕は『ちょっと待って、緊張してたのはこっちなんだけど。君が緊張するなんてありえない』って感じだったよ」とやり取りを明かした。
メリルはこれまでにアカデミー賞だけでも21回ノミネートされた大女優。1980年の「クレイマー、クレイマー」で助演女優賞、1983年の「ソフィーの選択」と2012年の「マーガレット・サッチャー 鉄の女の涙」で主演女優賞を獲得している。
実生活でも交際中と噂される2人だが、マーティンは親しいメリルが「マーダーズ・イン・ビルディング」にキャスト入りしたのは、まったくの偶然だったと以前に話している。
メリルは2023年10月に45年連れ添った夫ドン・ガマーと破局したことが明らかになっていた。一方でマーティンは2010年、3人の子をもうけた妻ナンシーを卵巣がんで亡くしている。