立憲民主党が参院選(7月3日公示、20日投開票)全国比例で擁立を決めた前参院議員の蓮舫氏(57)が27日、東京・自由が丘駅前で街頭演説を行った。東京都議選での応援演説などはあったが、自身が主役となっての演説は、昨年7月の東京都知事選挙以来、約1年ぶりだった。
「わたしの思いをお話しするのは1年ぶりです。お久しぶりです。蓮舫です」と第一声。集まった100人ほどの支援者からは拍手で迎えられた。支援者の中にはレインボーカラーの「R」マークの描かれたカードを手にした人もいた。
「R」マークについては、都知事選時、都内のさまざまな場所にシールが貼られたことで物議を醸した。この時は黒地に白の「R」というデザインだった。ただ、蓮舫氏自身は都知事選での「R」シールについては、開票後の会見で「質問の意図が分かりません」「全く意味が分かりません」などとコメントし、自身とは無関係であることを強調していた。