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一世を風靡したティーンのアイドルが死去、81歳 友人俳優に妻がメッセージ「魅力的な王子様でした」

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ボビー・シャーマンさん
ボビー・シャーマンさん

 1960年代後半から70年代初頭にかけてティーンの人気を集めた米歌手・俳優のボビー・シャーマンさんが24日に米カリフォルニア州の自宅で死去した。81歳だった。3月にステージ4のがんと診断されていた。

 俳優のジョン・ステイモスが追悼メッセージをインスタグラムに投稿。「元ティーンアイドルから、元ティーンアイドルへ。ボビー・シャーマン、安らかに眠ってください」とコメントし、シャーマンさんの妻・ブリジットさんのメッセージを掲載した。

 ブリジットさんは「私の最愛の夫、ボビー・シャーマンの死を分かち合うのは、とても心が重いです。
ボビーは私の手を握ってこの世界を去ったーただ、29年の美しい結婚生活を通して、愛、勇気、揺るぎない優雅さで私たちの人生を支えてくれたように。 私は彼のシンデレラで、彼は私の魅力的な王子様でした。 最期の日でも、彼は私のために強くいてくれました。 それがボビーだったー勇敢で、優しくて、光に満ちていた」と最期の瞬間について明かした。ボビーさんに寄せられたファンレターを読んで、ボビーさんが世界中から愛されていたことを実感。ボビーさんのユーモアのセンスもたたえた 。 
 さらに「 彼は奉仕者だった。 彼は売り切れのコンサートや雑誌の表紙という仕事を救急車に置き換えた。救急車とLAPD(ロサンゼルス市警察)のトレーナーになった。 彼は命を救った。 彼は、本当の英雄主義とはどのようなものかを見せてくれた - 静かで、無私で、深い人間だ」とボビーさんの奉仕精神を説明した。

 2人の息子、6人の孫がいることも伝え、「彼は誠実に生き、躊躇なく与え、心から愛した。 そして、私たちの家族は彼の喪失を深く感じていますが、彼の遺産の温かさも感じます」と感謝。「彼の声、彼の笑い、彼の音楽、彼の使命。
一緒に歌ってくれたファン、手紙を書いた人、彼に愛を送ってくれた人、ありがとう。 彼はそれを感じた。優しく休んでね、愛する人。感謝と愛を込めて、ブリジット・プーブロン・シャーマン」と綴っている。

 ボビーさんは1964年、音楽番組「シンディグ!」でレギュラー歌手として注目を集めたほか、俳優としても1968年から放映されたドラマ「略奪された100人の花嫁」で3兄弟の末っ子ジェレミー役を演じ、人気を不動のものとした。歌手としては「リトル・ウーマン」「いとしのジュリー」「イージー・カム、イージー・ゴー」などが全米トップ10入りする成功を収めた。

 芸能界を離れた後は、ロサンゼルス市警の保安官補や救急救命士として活動。CPR(心肺蘇生法)や応急処置の指導にも尽力し、「静かで献身的なヒーロー」としての一面も持っていた。

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