カントリー歌手ロニー・マクダウェル(75)が、米ペンシルベニア州で開催されたサマー・ソルスティス・ミュージック・フェスティバルのステージ上で言葉が不明瞭になり、混乱した様子を見せたため、病院に緊急搬送された。公演開始からわずか数曲で異変に気づいたツアーマネージャーがステージを中断し、本人の「大丈夫じゃない」という返答を受けて、脳卒中の可能性を懸念し病院へ向かった。
現在も検査と経過観察が続いているという。
息子でミュージシャンのタイラー・ディーン・マクダウェルは、SNSを通じて父の容体を随時報告しており、「MRIを待っているところ」「父は話せている」としつつ、状況の深刻さを伝えている。
ロニーは1977年、エルヴィス・プレスリーへのトリビュート曲「ザ・キング・イズ・ゴーン」で一躍注目を集め、500万枚以上を売り上げた。その後も「オールダー・ウィメン」や「パーソナリー」などのヒットを連発し、アメリカのカントリー界で長年にわたり愛されてきた存在となっている。