豪華すぎる、金色に輝くランドセルがSNSで話題になり、4.9万いいねを集めている。
投稿されたのは、形やベルトは一般的なものと同じだが、着物の帯のような素材でできた豪華絢爛なランドセル。軽量化や革以外の素材、アウトドアブランドのコラボなど、多種多様のランドセルが登場している中、このインパクト大の金ピカ和風ランドセルの正体は?一体いくらなのか?製造するカザマランドセルの広報担当者に話を聞いた。
――このランドセルは一体?
担当者:創業者である風間春雄会長が創業70周年記念としてプロデュースしたシリーズです。日本の伝統工芸である西陣織を使用し製作したもので、日本の伝統美とランドセルの融合を目指しました。
――実用性のほどは?
担当者:撥水加工のウレタンコートを施しています。重さは1200gなので、一般的なランドセルと同じくらい。ただ織物なので、革より丁寧な扱いが必要です。金具以外の修理もできません。
――購入した人はいますか?
担当者:数名いらっしゃいます。通常の黒やブルー、赤やピンクなどのランドセルでは刺さらないお子様が購入するケースが多いです。海外のお客様がお土産に購入されることもありました。
――気になるお値段は?
担当者:定価は80,000円(税込)です。
――少子化の影響か、個性的なランドセルが増えてきましたね。
担当者:今、弊社で人気なのは電車コラボランドセルです。近鉄特急ひのとり、しまかせ、青の協奏曲やスカイライナー、ロマンスカーGSEとのコラボランドセルなど。女の子では、花柄やウサギの刺繍の可愛いランドセルが好評。自社工場で職人が1つ1つ手作りしていて、6年間型崩れしないとご好評をいただいております。
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SNSでは「雅なランドセル」「正倉院に保管されてそう」「殿様仕様!」などの反応が集まった。高騰が続くランドセル相場だが、2025年は6万円台に突入する予想で、この豪華な西陣織のランドセルが突出して高価なわけではない。ラン活中の皆様は候補にいれてみてはいかがだろうか。
カザマランドセルXアカウント
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