俳優ダムソン・イドリス(33)が、映画「F1®/エフワン」(6月27日公開)の撮影中に誤って共演のブラッド・ピット(61)の顔に唾を吐いてしまったことを明かした。
ダムソンは「ザ・レイト・ショー・ウィズ・スティーヴン・コルベア」に出演。「ブラッドとの仕事は本当に面白いんだ。彼は本当に素晴らしい人間で、本当に寛大な俳優だ」と語った。さらに「彼の顔に向かって叫ばなければならないシーンをやったことがある。あれは僕にとって最大のシーンだった。とても緊張したよ」と前置き。「テイクの合間に、ブラッド・ピットの顔に唾を吐いてしまったんだ。あれはアクシデントだった。怒りに満ちたシーンだったんだ」と大先輩にとんでもない侮辱的な行為をしてしまったと明かした。
ダムソンは「彼はそのまま続けていた」とブラッドが冷静だったと回顧。ブラッドのこの出来事への対処の仕方に驚嘆したという。「僕は心の中で『なんてことだ。ブラッド・ピットの顔に唾を吐いてしまった』と思っていた。『もう仕事を失う』ってね。そのシーンの間、唾が垂れてゆくのをずっと見ていたよ」と自身は内心ヒヤヒヤだったことも語った。
「F1®/エフワン」でダムソンは、伝説の元F1王者ソニー(ブラッド・ピット)と同じチーム「APEX GP」に所属する自信家の新人ドライバーであるジョシュアを演じた。どん底の最弱チームだった「APEX GP」で現役復帰を果たしたソニーが、ジョシュアやチームメイトたちと衝突を繰り返しながらも勝利を目指すストーリーだ。