アーロン・テイラー=ジョンソン(35)が、次回作に関する質問に対し「話せない」と明言した。Amazon MGMがダニエル・クレイグの後任となる次期ジェームズ・ボンドを模索する中、アーロンがその有力候補と目されている。
18日に行われた新作サバイバルホラー映画『28年後…』のプレミアで、デッドラインから今後の出演作について尋ねられたアーロンは、「話せない」とだけ答え、意味深な微笑みを浮かべた。
数週間前には、アーロンがスイスの高級時計ブランド、オメガのグローバルアンバサダーに就任したことが発表された。オメガは1995年の『007/ゴールデンアイ』以降、「007」シリーズにおける定番の時計ブランドであり、ピアース・ブロスナン以降の歴代ボンド俳優がスクリーン上で着用している。
アーロンはこれまで、ボンド役に関する報道について一貫して沈黙を守ってきた。2024年3月の英ローリングストーン誌のインタビューでは、「これから見せたり、語ったりすることしか話せない。だから、『フォール・ガイ』、『ノスフェラトゥ』、『クレイヴン・ザ・ハンター』…それらを宣伝するためにここにいるんだ」と語り、「自分の未来をあらかじめ決めておく必要はないと思う。どんな未来が決められても、それよりずっと良いことができると思う」と続けた。
なお、今年初めにはAmazonスタジオがバーバラ・ブロッコリとマイケル・G・ウィルソンから「007」シリーズの権利を取得し、エイミー・パスカルとデヴィッド・ヘイマンが次回作のプロデューサーに就任している。