歌手マドンナが、新たなリミックスアルバム「ヴェロニカ・エレクトロニカ」のリリースに先駆け、自身の別人格「ヴェロニカ・エレクトロニカ」をファンに紹介した。
この名前は、1998年のヒットアルバム「レイ・オブ・ライト」制作時に、プロデューサーのウィリアム・オービットと共にエレクトロニック・サウンドに挑戦した際に生まれたもの。マドンナはインスタグラムで「娘ローラを出産し、精神的な目覚めを得た私は、新たな自分に生まれ変わる準備ができていた」と語っている。発表には、若き日のマドンナを模したAI映像も使用され、AIのマドンナが「私は本物ではなくAIだけど、『ヴェロニカ・エレクトロニカ』が間もなく登場するわ」と告知した。
アルバムには、「レイ・オブ・ライト」収録曲の未発表&レアリミックス8曲が収録され、リミキサーにはピーター・ラウファー、サシャ、BTらも名を連ねている。「ヴェロニカ・エレクトロニカ」はデジタル配信とシルバーの限定アナログ盤で7月25日に発売予定だ。
別人格アーティストは日本でも、友近にそっくりな水谷千恵子や氣志團の綾小路翔の“知人”という設定だったDJ OZMAなどがいる。