「エスパー清田」63歳の現在の姿!スプーン曲げで“超能力者”大ブーム→痛みを癒す「手当て」も

深月 ユリア 深月 ユリア
清田益章氏が〝念力〟によって切り落としたスプーン
清田益章氏が〝念力〟によって切り落としたスプーン

 超能力ブームが起きた1970年代に“超能力少年”としてメディアに登場し、「エスパー清田」と称された清田益章氏(63)は現在も独自の活動を続けている。ジャーナリストの深月ユリア氏がこのほど、イベントに登場した清田氏を取材した。

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 70~80年代にスプーン曲げなどの念力や念写ができる“超能力少年”としてブームをけん引した清田氏が、5月31日に横浜市内で開催されたトークイベントに出演した。同氏は現在も「超能力者」として活動し、「超能力」をスプーン曲げのみならず、人の疲れや痛みを癒す「手当て」としても活用しているという。

 「スプーンが曲がるから、人の体も曲がるんじゃないかと思って知人に『手当て』をしています。腰にヘルニア持ちのおばさんの『手当て』をしたら、ヘルニアが改善されたそうです。元々、人間には自然治癒力があり、それが活性化されるように『手当て』で手助けをするんです」

 清田氏はイベントでもスプーン曲げを披露し、スプーンを折った。その極意とは?

 「通常、人が言ったことや思ったことに持続性はなく、特定の時間軸の『点』に過ぎません。『今』という瞬間は過去と未来の間の一瞬、あって無くて、無くてある瞬間です。この世界は『空(※仏教で、全てのものは相互に関連しあい、単独の実態を持たないという考え方)』です。『空』は全てをあわせ持っています。漠然と思っていると漠然とした未来が訪れますが、その中に念を入れるとその通りになります。『念じる』と、思っている間に時間とともに思いが強くなり膨らみます。ただ『念じる』だけでなく、その後の未来を強く妄想するのです。『念じる』と『祈り』の違いは、『念じる』は利己的で個人プレイ、『祈り』は利他的でチームプレイです」

 清田氏がスプーン曲げをする時に筋肉は動いていないが、「テストステロン(※ホルモンの一種)は分泌される」という。これは松果体(※脳の中央部にあるスピリチュアル的に重要な部分)が活性化しているからだそうだ。

 では、松果体を活性化させるために清田氏は何か日常的にやっていることはあるのか。

 「私は松果体を覚醒させるために太陽と向き合っています。朝と夕、太陽を8分見ます。光の速度で地球から太陽まで到達するのに8分かかるからです。16分見ることもあります。光が地球から太陽まで行って帰ってくる時間ですね。ただし、目の網膜が損傷するからやらない方が良いと普通は言われますね。またパワースポットにも行きます。動植物がバランス良く生えている神社は植物が光合成で酸素を生み出すので酸素濃度が違いますね」

 「パワースポット」という言葉を流行(はや)らせたのも清田氏だと言われている。

  もう一つ、清田氏は日常生活で気を付けていることがある。

 「空気、水、ミネラル、塩、食べ物など『口に入れるもの』に気を付けています。 スピリチュアルとはスピリット(精神、魂)から派生していますが、食べ物はなるべく無農薬・無添加なものを選びます。その人にあった食べ物を適量食べることが大事です。私は肉も適度に食べますが、化学飼料を食べない動物の肉を選び、魚は産地に気を付けています」

 ところで、“超能力少年”としてスプーン曲げを始めてから51年経つが、清田氏はスプーン曲げに飽きることはないのか?

 「飽きますね(笑)。スプーン以外にもコバルトニッケルなど様々な金属を曲げていますが」

 清田氏の今後の活躍に期待したい。

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