俳優のヘンリー・ゴールディング(38)が、テレビドラマ「ナイン・パーフェクト・ストレンジャー」に出演したことでウェルネスリトリートに興味が湧いているという。ウェルネスリトリートとは、心身のリフレッシュや健康のために、日常から離れて静養や体験を楽しむ滞在型のプログラムのことだ。
Hulu配信の同ドラマは、俳優のニコール・キッドマン演じるカリスマ経営者マーシャがオーストリアのアルプス山脈に設立したウェルネスリトリートに、自己改革と健康を求める男女9人のゲストが集まり10日間のプログラムを受ける物語だ。
同ドラマのシーズン2で裕福なものの、方向性を見失ってる男性ピーター・シャープを演じるヘンリー、ウェルネスリトリートという、大人になってから人生の休息をするというアイデアが魅力的に映ったという。ポッドキャスト「スモールジー・サージェリー」で「もしウェルネスリトリートに、この登場人物たちがするような悪ふざけが含まれているのなら、僕も遠慮するよ」とコメント。一方で「でもセラピーのことに関する議論を通して、それがどれだけ進歩し、どれだけ時代の流れの一部になっているかということだよ。今は心を開くのが普通だ。僕なんかはずっと昔に、自分の悩みで他人に迷惑をかけるなって育ったからさ。悩みを抱え込むなって。だから大人になってからリトリートに行くというのに、今興味があるんだ」と明かした。「番組が終わってから、チェックしてみようと思っている。彼(共演者のマーク・ストロング)はいくつか行ったことがあるんだ。だから僕もね」と積極的だった。
一方、ピーターの父親で冷徹なビリオネアの諜報専門家デイヴィッド・シャープを演じる俳優のマーク・ストロング(61)は「私が行ったのはリラクゼーションと健康チェックといった医療介入を組み合わせたものだった」と続けた。「よく食べて、眠り、ハイドロセラピーや指圧など毎日やることが時間割みたくあったよ」と内容を説明。「メンタルヘルスに関する検査は無かった。医学的なことと身体的なことだったね」と自身の経験を明かした。