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伝説の漫才師が死去 昭和の東京漫才界を牽引した昭和のいるさん、88歳 こいるさんとのコンビで人気

昭和のいるさん
昭和のいるさん

 落語協会は26日、公式ホームページで漫才師の昭和のいる(本名:岡田弘=おかだ・ひろし)さんが24日に死去したことを発表した。肺炎のため。88歳。通夜は27日18時から、告別式は28日11時30分から、東京・新板橋駅前ホールで執り行われる。喪主は妻の安紀子さん。

 のいるさんは1936年7月23日生まれ、石川県出身。66年に国士舘大学卒業後、獅子てんや・瀬戸わんやに入門。その後、21年に前立腺がんで亡くなったこいるさんと漫才コンビ「昭和のいる・こいる」を結成した。

 ツッコミののいるさんが話しかけ、ボケのこいるさんが「ヘーヘーホーホー」と早口で独特の相づちを打つスタイルが人気になり、浅草を中心とした東京の漫才界をけん引。76年にNHK漫才コンクール優勝、77年に国立演芸場花形演芸賞銀賞、00年に浅草芸能大賞奨励賞などを受賞した。

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