全米映画俳優組合、人気ゲームのダース・ベイダーAI音声を巡り提訴 「不当労働行為」として申し立て

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画像はイメージです(antishock/stock.adobe.com)
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 全米映画俳優組合(SAG-AFTRA)が、人気ゲーム『フォートナイト』でジェームズ・アール・ジョーンズさんによるダース・ベイダーの音声をAIで生成したとしてエピック・ゲームズを訴えた。

 このゲームと『スター・ウォーズ』とのコラボとして現在開催中の「ギャラクティック・バトル」で、ベイダーのAIと対話できる機能が追加されたが、組合はそれが「人間のパフォーマーの仕事をAI技術に置き換えることを選択し、その意図を事前に通知せず、適切な条件について私たちと交渉することもなく実行した」と抗議。不当労働行為として申し立てたという。

 ジェームズさんは昨年93歳で他界する前、ルーカスフィルム社が過去の音声記録を今後の『スター・ウォーズ』作品に使用することを許可する契約を交わしていた。

  『フォートナイト』でベイターの音声が使用されることについても、ディズニー、ルーカスフィルム、エピック社は、ジェームズの遺族から了承を得ているとしている。

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