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トム・クルーズ「レインマン」出演の陰に妹の助け!ダスティン・ホフマンと偶然の縁つないだ

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 トム・クルーズ
 トム・クルーズ

 俳優トム・クルーズ(62)は、妹のおかげでダスティン・ホフマン(87)と共演できたという。2人は1988年公開の「レインマン」で兄弟役で主演を務めた。トムは妹のキャス・メイポーザーとニューヨークのレストランで食事をしていた際に、テイクアウトの注文をしているダスティンを偶然発見。キャスが声をかけるように強く促したという。

 11日、ロンドンのBFI(英国映画協会)で行われたインタビューでトムは「キャスが『ダスティン・ホフマンがいる』って言ったんだ。僕が見上げたら帽子を被った彼がいてね。『セールスマンの死』の撮影中でテイクアウトをしているところだった」と当時の状況を振り返った。「(キャスに)『向こうに行って挨拶してきなさいよ』って言われてさ。僕は『挨拶なんてしないよ』って答えたら、『あなた彼のこと知っているじゃない。出演している映画だって』って」とキャスとの会話も再現した。

 「彼女はそういうことをしない人だし、僕も人に近づいたりなんてしないんだけど、その時の彼女はとても強引だった」と回想。「『もしあなたがしないんなら、私が行って、あなたが何者かを教えてくる』って言われて僕は『彼は僕のことなんて知らないだろうし、恥ずかしいにもほどがある!』って」と尻込みしていた。

 しかし、最終的にトムが折れて、ダスティンのもとに行き、「失礼します、ミスター・ホフマン。申し訳ないですが」と話しかけた。ホフマンは「クルーズ!」と驚き。その後、トムとキャスを「セールスマンの死」の撮影現場に招待し、それが「レインマン」への共演に繋がったという。

 トムは「帰り際に『君と映画を撮りたい』って言われたんだ。『それは素晴らしいです』って僕は答えた」とかわした言葉を振り返った。続けて「実現したよ。1年後に彼から『レインマン』の脚本が送られてきてね」と喜んだ。

 自由奔放で自分勝手な青年(トム)と「サヴァン症候群」である兄(ホフマン)の姿を描いた「レインマン」は大ヒットを記録。1989年に開催された「第61回アカデミー賞」ではダスティンが主演男優賞を獲得した。ほかに作品賞、監督賞(バリー・レヴィンソン)、脚本賞(ロナルド・バス)も獲得した。

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