まるで「エリア88」の世界!無人戦闘機の画像公開 今夏に「飛行試験」実現へ、米軍「空中戦に革命」

よろず~ニュース編集部 よろず~ニュース編集部
無人機(画像はイメージ=aapsky/stock.adobe.com)
無人機(画像はイメージ=aapsky/stock.adobe.com)

 米空軍が2日、公式インスタグラムを更新し、無人戦闘機「YFQ-44A」の姿を公開した。「空中戦の未来はここに!」とコメントを添えて画像を掲載した。

 「私たちは共同戦闘機(CCA)プログラムで空中戦に革命を起こします。」と伝え「YFQ-42AとYFQ-44Aの地上試験が正式に開始され、今年後半の飛行試験への道が開かれます。」と報告した。続けて「これらの自律型ドローンは戦力増強装置として機能し、有人航空機の射程範囲と殺傷能力を拡張します。」と有人機のサポートをする存在であることを伝えた。

 「YFQ-44A」の開発を手がけているのは「アンドゥリル・インダストリーズ」。AI兵器の開発などで、未上場にもかかわらず時価総額140億ドル(約2兆円)の評価を受けるなどして、注目を集めたこともある。空軍のインスタに掲載されたのは機体を半分だけ写した画像だが、アンドゥリル社のインスタでは全体の姿も公開。「YFQ-44A.今年の夏に飛びます」とシンプルに伝えている。

 また「YFQ-42A」の開発を手がけるのは「ジェネラル・アトミックス・エアロノーティカル・システムズ」。無人攻撃機「RQ-1/MQ-1 プレデター」を開発したことでも知られる。同社のインスタグラムでは「YFQ-42A」が滑走路を走る様子が公開されている。

 「無人戦闘機」は漫画家・新谷かおる氏のコミック「エリア88」でも登場していた。約40年前の作品でアイデアはすでに存在していた形。作品の中では戦闘機のコックピットにセンサーを積んだロボットのような“パイロット”を搭載したものだった。

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