大阪・茶屋町で35年間親しまれた雑貨専門店「梅田ロフト」が移転に伴い、4月30日午後9時をもって茶屋町での営業を終了した。店内には利用者からのメッセージが並べられ、SNSでも感謝の声があふれた。“新生”梅田ロフトは、大阪市北区の百貨店「阪神梅田本店」6階に場所を移し、21日オープン予定となっている。
同施設は1987年にロフト1号店である渋谷ロフトが開店後、1990年4月に雑貨専門業態館として、関西のフラッグシップの位置づけでオープン。35年間にわたり茶屋町のマーケットの中心として、地元の人々に愛され続けた。契約満了に伴い、移転してリスタートを切ることとなった。
店内には黄色い荷札（メッセージカード）にメッセージを書き込むコーナーが設置され、利用者の思い出や感謝のメッセージが並んだ。ロフト広報担当者によれば、用意していた2000枚は全て使い切ったという「最後は（持参の）ノートの切れ端などにメッセージを書き込む方もいらっしゃいました」と想定以上の感謝であふれた。
梅田ロフトの公式Xは一夜明けた1日、「梅田ロフトは4/30(水)21時をもちまして、 茶屋町での営業を終了いたしました。35年もの長きに渡ってご愛顧いただき、本当にありがとうございました」と感謝の言葉で締めくくり。SNSでは「僕の青春でした…」「ありがとう茶屋町ロフト！」「想い出がいっぱいの場所」「若かりし時にデートやら映画やらなんやらでよく行ったなぁ」「いろいろ思い出ある」などの声が寄せられた。
