伊藤博文氏を擁立、維新・福岡 兵庫は混戦!斎藤知事に破れた元アナ清水貴之氏は見送り、吉平敏孝氏が候補

よろず~ニュース編集部 よろず~ニュース編集部
日本維新の会の常任役員会後、記者団の取材に応じた岩谷良平幹事長
日本維新の会の常任役員会後、記者団の取材に応じた岩谷良平幹事長

 日本維新の会が27日、夏の参院選兵庫選挙区(改選数3)に新人で元三菱商事社員の吉平敏孝氏(44)、福岡選挙区(改選数3)に元参院議員秘書の伊藤博文氏(56)を擁立すると発表した。

 大阪市内の党常任役員会後、記者団の取材に応じた岩谷良平幹事長(44)は、吉平氏について「日本維新の会の衆議院東京3区の支部長でありましたが、元々兵庫県出身の方。東京3区で前回(2024年の)衆議院にチャレンジいたしましたが、惜敗いたしまして、この度地元である兵庫県のために、役に立ちたいという思いから公募に応募されてまして、選対で選任し、本日役員会で承認をいただきました」と報告した。

 伊藤氏については「前回衆議院山口3区で出馬をしていただきましたが、残念ながら結果が出なかった方でありますが、伊藤さんは元々福岡が地元ということもありまして、今回公募に応募されました。そして選対で決定をし、本日ご承認をいただいた」と説明した。

 維新は13、19年の参院選兵庫選挙区で、元朝日放送アナウンサーの清水貴之前参院議員(50)を擁立し、議席を得た。19年の選挙ではトップ当選した清水氏だったが、24年11月の兵庫県知事選に無所属で立候補。維新を離党し参院議員を自動失職したが、県知事選は斎藤元彦氏(47)に敗れた。

 兵庫選挙区は自民党現職の加田裕之氏(54)、公明党現職の高橋光男氏(48)が改選を迎える他、参政党新人の藤原誠也氏(36)、無所属で元兵庫県明石市長の泉房穂氏(61)、共産党新人で元兵庫県議の金田峰生氏(59)、国民民主党新人で元経済産業省職員の多田ひとみ氏(44)、れいわ新選組新人で元ユネスコ職員の米村明美氏(65)が立候補を表明し、混戦模様となっている。

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