歌手イディナ・メンゼル(53)が、若手の頃、歌うための場所移動で「違法運転」をしていたことを明かした。ブロードウェイ・ミュージカル「ウィキッド」で主役のエルファバを演じ、ブレークしたイディナ。10代後半の頃にウェディング・シンガーとして仕事を始めた際、できるだけ多くの結婚式に参加するため法律違反をしていたという。
トーク番組「ザ・ケリー・クラークソン・ショー」で司会代行を務めたアンディ・コーエンにイディナは「17歳ぐらいで、夜間は運転ができないジュニア・ライセンスだったの。トライ・ステート地域のあらゆる聖堂に違法運転して行ったわ」と明かした。
ディズニー映画「アナと雪の女王」のエルサ役の声を担当。劇中歌「レット・イット・ゴー」でさらなる名声を手にしたイディナだが、当時は歌手として生計を立てられるなど全く想像できなかったという。「正直言って、17歳の時はプロの歌手としてお金を稼いでいるなんて信じられなかった」と語った。
さらに同番組に30年以上前にイディナが歌った結婚式のカップルが登場。証拠の写真を見たイディナは「後ろにいるのが私!ちょっとみじめに見えるわ。あなたたちの結婚式のせいじゃない。たぶん年配の人から声が大きすぎるとかそんなこと言われたんだと思う」とコメント。「この時期は少し年齢も重ねて、多分大ブレークを期待していたんだと思う。もう自分は『ホイットニー・ヒューストンもマライア・キャリーも十分に歌った!』ってね。その2年後に(ブロードウェイ・ミュージカルの)『レント』に出演して、それが最初のプロとしてのショーだった」と回想していた。