約6割が「面倒」と回答 それでもエアコン試運転待ったなし!夏を前に手順と節電方法をチェック

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画像はイメージです(beeboys/stock.adobe.com)
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 今年も猛暑が見込まれる夏を前に、ダイキン工業株式会社はこのほど、全国の20~70代の男女4700人を対象に「夏を快適に過ごすための準備に関する調査」を実施、結果を公開した。

 「夏を快適に過ごすために必要なモノ・設備」で、エアコンは81.9%と1位だったが、試運転などの準備やお手入れを面倒と感じている人が56.7%という結果に。試運転の認知率は72.2%と比較的高い一方で、実施率は46.4%と低い水準に留まった。試運転をしない理由は「忘れてしまう(43.7%)」「する前にエアコンが必要な暑さになる(20.7%)」など、実施するタイミングを逃している回答が多かった。

 本格的にエアコンが使われ始める夏になると、エアコン業界には点検、修理、買い替えなどの依頼が集中し、修理対応や設置工事に通常以上の時間がかかる可能性が高まる。

 そこで、同社は夏場に安心してエアコンを使用できるよう、試運転の早期実施を推奨。目安として「夏のエアコン試運転指数」と「夏のエアコン試運転前線」を公開している。今年もすでに最高気温25度を超える夏日が各地で観測されており、エアコン試運転は〝待ったなし〟だ。

 また、試運転の手順・チェックポイントと節電につながるお手入れ方法も公開。

 試運転は、まず「冷房の設定温度を最低(16~18℃)に設定し、10分ほど運転」してから「冷風が出ているか、異常を示すランプが点滅していないか確認」すること。さらに念を入れて「30分ほど冷房運転し、室内機から水漏れがないか確認」した後、「不快なニオイや聞き慣れない音がしないか」チェックすることとしている。

 節電につながるお手入れは、「2週間に1回のフィルター掃除」と「室外機周辺の空気の流れを確保して、高温になることを避ける」のが効果的という。例年、熱中症による救急搬送が多数発生する中、エアコンが正常に稼働するかを確認する試運転は、安心で快適な夏を迎えるための重要な取り組みとして、実施を呼びかけている。

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