資料作りが苦手な人必見! 話題のスライド生成AI「イルシル」体験レポート

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多くのビジネスパーソンにとって、プレゼンテーション資料の作成は避けては通れない業務のひとつであろう。一方で、資料作成に多くの時間と労力を費やしている、あるいはプレゼン資料のデザインに自信がない、といった悩みを抱える人も少なくない。

そんな人におすすめしたいのが生成AIだ。文章生成や画像生成など、さまざまな分野で進化を遂げている生成AIを使用すれば、プレゼンテーション資料作成も短時間で可能だ。なかでもスライド生成AI「イルシル」は、資料作成に悩む人々の救世主となり得る可能性を秘めている。

「イルシル」とは、株式会社イルシルが提供する、テキスト情報を入力するだけでAIが自動的にプレゼンテーション用スライドをデザイン、生成してくれるクラウドサービスだ。伝えたい内容の骨子やキーワードを入力すれば、AIがその内容を解釈し、適切な構成、テキスト配置、そしてデザインが施されたスライドが生成できる。

たとえばキーワードからプレゼンテーション資料を作成する場合、以下のプロセスで資料が完成する。

・プレゼンテーションのタイトルを入力:例「50代からの資産運用について」
・スライドで表現した内容を入力:例「50代の会社員が老後資金を考えるうえでの現状と、おすすめの資産運用方法を解説」
・各スライドのタイトルが生成されるので、内容を確認し必要に応じて修正
・本文テキストをAIが生成。内容を確認して修正を行う
・スライドが生成されるので、自分好みにでデザインを選択する

わずかこれだけのステップで、初心者とは思えない品質のプレゼンテーション資料ができあがる。Webブラウザ上の直感的な操作で資料作成ができるため、基本的なPCスキルがあれば、誰でも容易に使いこなすことができるだろう。

資料作成に多くの時間を取られている人やデザインに苦手意識がある人、資料作成の質を安定させたい人が活用すれば、大きなメリットが得られると考える。また、生成AIによってアイデアのラフ案が作成されるため、アイデア出しや構成のたたき台作成にも効果的だ。

最初は「どうせ変な文章のデータが吐き出されるのだろう」と考えていた筆者も、試しに資料を生成してみた。出来上がった資料は良い意味で無難な仕上がりで、「これなら使えるかも」とすぐに考え直すに至った。特に資料作りが苦手な人には助かるレベルなのではないだろうか。

SNS上でも「テンプレがいっぱいあって便利」や「資料作成依頼用のシンプル資料作りにおすすめ」など賞賛する声があがっている。

無料版は資料のダウンロードに対応していないものの、有料版にアップグレードすればPower Point形式やPDF形式でのダウンロードも可能だ。2週間の無料トライアルも可能なので、早速試用してみてはどうだろうか。

もちろん、AIが生成したものが完璧な資料だとはいえない。最終的な内容の精査や微調整は人間の役割である。ただ、「イルシル」を試用すれば、資料作成で時間のかかる部分を大幅に効率化してくれる。「イルシル」との共存により、ビジネスの質の向上が図れるのは間違いないだろう。

プレゼンテーション資料を作成する機会が多く、現状の作成プロセスに課題を感じているビジネスパーソンは、一度この新しいテクノロジーを試してみてはいかがだろうか。

あなたの働き方を大きく変える第一歩になるかもしれない。

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