県を眺めていると、その形がなにかに見えてくることはよくあることだ。例えば、群馬県は上州かるたでも「鶴舞う形の群馬県」と、その形を鶴としている。
ある日、地図帳で九州地方をぼんやりと眺めていたキヨさん(@shyoushin_mono)が、大分県と熊本県の形がとある動物たちのじゃれ合いに見えた。
熊本県のクマが大分県のゾウの鼻を担ぎ上げて背負投げしてるように見えたのだ。それをそのままマンガにしたところ、なんともかわいい出来になり、Xで話題になった。
元々、地図を読むのは好きなのか。お気に入りの県はあるのだろうか。キヨさんに話を聞いた。
ーー地図帳をネタにしたきっかけはどんなものでしょう。
キヨ: 私は地理を覚えるのが苦手で、日本の地理を正確に把握してませんでした。 大人になってから、ちゃんと地理を覚えたいと思い、日本地図を見始めたのがきっかけです。 よく見たら都道府県の形が面白くて、地図にハマってしまいました。
ーーもともと地図は好きではなかったんですね。
キヨ:そうですね。今まで地図に興味はありませんでした。 普段も目的地に行くために地図を見る時がありますが、方向音痴でもあるので目的地に行くのに苦労します。
ーーお気に入りの都道府県はほかにありますか。
キヨ: 千葉県の形が好きです。 チーバ君のキーホルダーを買ったこともあります。
ーー投稿の反響はどう感じましたか。
キヨ:軽い気持ちで描いたものだったので、ここまで反響があった事に驚きました。 コメントもたくさんいただいて、「確かに大分県をかついでるように見える」と言われて嬉しかったです。
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県の形を覚えるのにも、こうした見立ては役に立つ。キヨさんの独特な視点によって、面白い見立ての発見はきっとこれからも続くはず。
キヨさんは今回のような日常を描くコミックエッセイを自身のブログ「キヨブログ 子供部屋おばさんの日常」にて発信している。気になった人はぜひ覗いてみるといいだろう。
キヨさん関連情報
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