医師1000人に聞いた熱中症対策 水分補給だけじゃない!熱中症予防のカギは「遮熱」

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画像はイメージです(あんみつ姫/stock.adobe.com)
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 株式会社i.Dはこのほど、1014人の医師を対象に、熱中症の実態や対策を尋ねる「熱中症対策」に関する調査を実施。その結果を公開した。

 医師たちに「近年、熱中症患者は増えていると思いますか?」と質問したところ、約9割が「非常に増えている」(42.5%)または「やや増えている」(47.1%)と回答。日々の診療を通じて、熱中症患者の増加を実感していることがうかがえる。

 続いて、「熱中症が重症化しやすいのはどのような人ですか?(複数回答可)」という質問には、「高齢者」(56.2%)が最多で、次いで「持病のある人」(40.0%)、「乳幼児」(39.2%)と続いた。重症化しやすい人に共通しているのは、「体温調整機能が未熟・低下している」あるいは「自己判断が難しい」層であるという点だった。

 そして、「熱中症・紫外線対策として効果的だと考える手段は何ですか?(複数回答可)」という質問したところ、「経口補水液(51.7%)」に次いで「帽子(遮熱防止)」(49.5%)、「日傘(遮熱日傘)」(42.3%)と回答。熱中症対策として、医師の視点からは「体の内側への補給」と、「外からの熱を遮断する」ことの両方が同程度に重要と考えているようだ。

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