昨今、ライフスタイルの多様化や共働き世帯の増加により、転勤制度を見直す企業も増えつつある。
株式会社ペンマークはこのほど、学生向け学習管理SNS「Penmark」を利用している全国の現役大学生611人を対象に転勤に関するアンケート調査を実施。約7割の学生が就職先選びの際に「転勤の有無」を重視していることが明らかになった。
まず、「就職先を決める際に転勤があるかどうかを重要視しますか?」という質問では、「非常に重要視する」(19.5%)と「やや重要視する」(51.0%)を合わせると、約7割の学生が転勤の有無を重視していることが分かった。男女別では、女性の79.5%が転勤の有無を重視しており、男性の66.3%を上回る結果に。特に女性は「転勤のない働き方」への志向が強いことがうかがえる。
続いて「転勤がある企業への応募を避けたことはありますか?」と聞いてみると、「はい」(42.3%)、「いいえ」(57.7%)という結果に。約4割の学生が転勤のある企業への応募を避けた経験があることから、転勤の有無が就職活動の判断基準の一つになっていることが分かった。