「マトリックス」シリーズのトリニティ役などで知られる女優キャリー=アン・モス(57)は育休を取ったことが、自身の人生において最高の決断だったと感じていることを明かした。
夫スティーヴン・ロイとの3人の子育てのため、女優業から長期間の休暇を取っていた。その間、素晴らしい仕事のオファーが回ってくると「うずうずする」ことはあったというが、家庭を優先したことに後悔はないという。
インディペンデント紙にキャリー=アンは「『マトリックス』が話題作となった後、私は子育てのために長い休みを取った。葛藤したことを覚えてる。『あぁ、素晴らしい話をオファーされてる。きっと大作になるんだろうな』と、ちょっとうずうずした」と話した。
続けて、「そして抱っこしている子供を見て、『私の履歴書にまた1つの映画が加わることは、人生の終わりになって意味を持つかしら?』と考えたのを覚えてる。『それとも、こうして赤ちゃんを抱っこすることが意味を持つ?』って。そしたら答えはすぐに出た。考えるまでもなくね。そうして本当によかった。後悔しない選択をしたことがとてもうれしい。キャリアの面ではそうではないでしょうけど、私の人生で最高の決断だった」と明かした。
キャリー=アンは「マトリックス」シリーズ4本に出演している。