ハロー！プロジェクトのアイドルグループ・OCHA NORMA（オチャ・ノーマ）のメンバーで、適応障害のため昨年9月から活動を休止していた田代すみれ（19）が、グループとハロプロを卒業することが11日、所属事務所の公式サイトで発表された。
田代の症状については「ほぼ寛解しています」とした一方で「OCHA NORMAとしての活動をこれまでのように行えるかは不安も多く、本人からの申し出もあり、ご両親含め話し合った結果、グループを卒業、退社という結論に至りました」と説明した。
田代は自身の公式ブログに「応援して下さっている皆様へ」と題してコメントを掲載。「OCHA NORMAとして活動してきた3年間の全てが、私にとってかけがえのない思い出です。皆さんに直接言葉を伝える事ができず活動休止のまま卒業となってしまい、本当に申し訳ない気持ちでいっぱいです」と謝罪。「皆さんと出会えて本当に幸せでした。応援してくださって本当に、ありがとうございました。ずっとずっと大好きです。」とあふれる思いをつづった。
田代と同い年で、昨年7月にパニック障害を公表して休養していた、同じハロプロのJuice=juice（ジュース・ジュース）メンバー・入江里咲（19）は、発表を受けて、インスタグラムのストーリーズに田代との2ショットを掲載。「お互いがしんどい時期、電話したりご飯に行ったりたくさんお話していました りさはこれからもずっとすーちゃんの幸せを願っているからね」と思いをつづった。
入江は2月にステージ復帰し、少しずつ活動を再開させている。田代とは一緒に浅草を訪れるなどプライベートでも仲が良かった。同時期に体調を崩し、互いに支え合っただけに、田代への思いは特別なようだった。
