本物の“ターミネーター”が作られた!? 1991年作映画『ターミネーター2』で俳優ロバート・パトリックが演じたアンドロイドT-1000は金属から液体に変身することが可能だったが、現実に液体から固体に変身できる新たなロボットが開発された。
この円盤型ロボットは磁石、光、モーターによって異なる強度の物質と接触した際にその姿を変化、どの方向へ進むかという命令に従うこともできるという。
研究を指導した米カリフォルニア大学のマシュー・デブリン氏は、同大学サンタバーバラ校のニュースサイト「The Current」で語った。
「このロボットは一列に並び、必要なことは何でもします。基本的にこの2つ(信号のゆらぎとユニット間の力)、特にゆらぎを大きくするとより流動的な物質に変化します」「これによって集合体は形を変えることができるのです。一旦形成されてから、力のゆらぎをオフにすると、その集合体は再び硬直します」