カプコンの人気ゲームシリーズ「モンスターハンター」の最新作「モンスターハンターワイルズ」が2月28日、全世界で発売された。待望の最新作発売にともない、多くの社会人たちが休みを取ってプレイに熱中する「モンハン休暇」が社会現象となっている。
私情、さらには理由がゲームとなると仕事に穴をあけることは難しくなっている昨今。ただ、ゲーム情報誌「ファミ通」電子版の公式X(旧ツイッター)アカウントでは27日に「【業務連絡】電ファミ編集部へ」と題して写真を公開。「株式会社マレでは、明日の2月28日(金)を有休取得推奨日とします」という張り紙を掲載した様子を写真で投稿した。備考欄に「2月28日は『モンスターハンターワイルズ』の発売日となっている。」とだけ記したが、実質的な「モンハン有給」のススメを出していた。
他にも人気プロゲーミングチーム「FNATIC」の日本公式Xアカウントでも、「大切なお知らせ」と題して「本日2月28日Monster Hunter Wildsのサービス開始をもちまして、FNATIC JAPAN運営は当面の間営業を自粛させていただきます。ご理解賜りますようお願い申し上げます」と「モンハン休暇」を発表。ゲームをなりわいとする両企業ならではの率先した「モンハン休暇」の発表に、「ハンター業に専念するためには仕方ないですね。」「モンハンやないか」「若い子が有給取っているのはそういうことね」と納得の声が多く並んだ。
この現象は芸能界にも波及。俳優の山田裕貴(34)はモンハン好きを公言し、「ワイルズ」のCMにも登場している。24年3月に結婚を発表した元乃木坂46の女優・西野七瀬(30)とも同作が出会いのきっかけだったことを明かしている。
ただ山田本人は28日に仕事があることを明かしており、所属事務所には「今後『モンハン』が発売される日は、1週間とは言わない、3日は空けてくださいとお願いをしています」とジョークを飛ばしている。「ファミ通」の有給推奨ポストには「いいなぁ笑」とうらやましがっていた。