米大リーグのドジャース・大谷翔平が27日、「おむすびアンバサダー」に就任したことが発表された。コンビニ大手「ファミリーマート」が都内の本社で開かれたマーケティング戦略発表会の中で発表した。さらに大谷を起用したCM撮影では、撮影中に「異例の行動」に出たことも明かされた。
2021年から41カ月連続で前年比以上の売り上げを記録したことを発表したファミリーマート。その快進撃を継続するべく、大谷の「おにぎりアンバサダー」起用を発表した。今回は、東京・大塚の名店「ぼんご」とのコラボ商品と既存の人気商品の二つを打ち出したキャンペーンで、大谷は自身の代名詞になぞらえた「おむすび⼆⼑流、解禁。」と銘打ったキービジュアルに登場。同社の足立光エグゼクティブ・ディレクターCMOは、大谷の起用理由について「一番は、コンビニの主力商品である『おむすび』の『本格感』を追求する際に、世界でトップオブトップの大谷選手以上に合う人はいないと考えた」とし、さらに「大谷選手が無類の『おむすび好き』と伺ったので」と明かした。
大谷の「おむすび好き」な一面は、ロサンゼルスで行われたというCM撮影で発現。足立氏は、大谷がCM撮影で「たくさんおむすびを食べたいので」と、昼食を抜いて現場に登場したことを明かした。さらに「最終的には計19個のおむすびをパクっと食べていただいた」と明かし、「撮影終了後も持って帰りたいとのことで、たくさん持ち帰りいただきました。気に入っていただき大変嬉しかったです」と話した。
大谷は今回のアンバサダー就任に際して「⼦どもの頃から⼤好きなおむすびは、今でも僕の原動⼒となっています。撮影でファミマのおむすびを⾷べましたが、お⽶・海苔の美味しさ、そして、⼿でにぎったようなふっくらさにびっくりしました。僕もファミマのおむすびと共に進化を続けたいと思います。ぜひCMもご覧ください︕僕と⼀緒にファミマのおむすびを⾷べましょう︕」とコメント。このキャンペーン以後も、「おむすびアンバサダー」としてさまざまな企画、商品に登場することを予告された。
