東京都議選(6月13日告示・22日投開票、定数127)に向け、地域政党「再生の道」を設立した前広島県安芸高田市長の石丸伸二氏が26日、都内での会見し、都議会議員候補の公募の状況などを説明した。
1次選考の応募総数は1128件。通過人数は360人、結果は28日午後6時以降に発表される。男女比は男性88%、女性12%。年齢別では40代が32%と最も多く、30代が25%、50代が22%などとなっている。
「特例」の対象者の応募も2名あったと報告。「首長、副首長の経験者」で、この日は沖縄・豊見城(とみぐすく)市元市長の宜保晴毅(ぎぼ・はるき)氏がリモートで登場した。
宜保氏は2024年の東京都知事選挙での石丸旋風は「一過性のもの」と考えていたが、その後の兵庫県知事選挙で斎藤元彦氏が大逆転した様子を見て「選挙が変わった」と思ったことが立候補のきっかけになったと明かした。「再生の道」発足を知り「政治に戻るチャンスかなと思った」という。
さらに「沖縄・地方と東京の橋渡し」になることが都議になる目的と説明。基地問題を都民に知ってもらい「都民と一緒に解決できるように発信していければ」と語った。