【漫画】メンタル崩壊後に経験した異世界「読後に晴れやかな気分」と反響 初恋相手の誘いで豪州に…作者に聞く

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みなさんは海外旅行に行ったことはあるだろうか。日本とは違う街並みや文化などに触れ、良い刺激を受けた人も少なくないはずだ。

漫画家の夕海さんが手がけた『線路はつづくよ、どこまでも』は、責任感の強い性格が災いして体調を崩した主人公が、いとこに誘われてオーストラリアに行く様子が描かれた作品。夕海さんのX(旧Twitter)に投稿されると、2万もの「いいね」が寄せられている。

社会人として働いていた和希は、仕事を抱え込みすぎたことで限界を迎える。会社も休みがちになった頃、和希の現状を聞きつけたいとこの「コウ」から電話が。コウは和希に「オーストラリアにおいで」と伝え、さらに「結婚相手を紹介したかった」と続け、「結婚!?!?」と大きな声をあげて驚く和希。コウは、和希の初恋の相手だったのだ――。

読者からは「読後に晴れやかな気分になった」などの反響が。そこで作者である夕海さんに、同作を描いたきっかけについて話を聞いた。

―同作を描いたきっかけを教えてください。

担当さんとメルボルン滞在中の話をしていた時に「それ描いてみませんか?」と言っていただいたのがきっかけです。海外を舞台にした作品をいつか描いてみたかったので、この機会に挑戦させていただくことになりました。

―オーストラリアの描写は実体験がもとになっているのでしょうか?

ほとんど実体験を元に書かせていただきました。元々海外に住んでみたいという思いが強くて、メルボルンに3ヶ月間滞在しました。

連載が決まっていたため長期的に滞在することは難しかったのですが、作中に登場したようなカフェレストランで私も働いており、時期もちょうど年越しを挟んだ夏の時期でした。

オーストラリアは良い意味でも悪い意味でも緩く、悪い意味での緩さが私にとって不快や不便に繋がらなくて、それが大きな発見でした。オーストラリアの緩さを通して、日本人は働きすぎだなとか、周りの目を気にしすぎているなということを感じたので、それを思い出しながら描いていました。

―読者にメッセージをお願いします。

海外旅行に行った気分になれるような、リフレッシュできるような作品になれば良いなと思って制作しました。ページ数的には自分史上一番長い短編になりましたが、最後まで読んでくださった皆様ありがとうございました。メルボルンはとてもいいところなので、機会があったらぜひ一度訪れてみてください!

<夕海さん関連情報>

▽X(旧Twitter)

https://x.com/___yummi___

▽『線路はつづくよ、どこまでも』をくらげバンチで読む

https://kuragebunch.com/episode/2550912964945096485

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