メンタルヘルスに悩む人々に「コメディ」が処方される時代が来るかもしれない。英テクノロジー企業が、孤立し弱い立場にある人々を助けるために、スタンダップのショーやワークショップなどコメディをベースにした社会的処方スキームへの資金を確保したことが話題となっている。
英労働党のサイモン・オファー議員は、これらの活動を支援しており、英国のメンタルヘルス患者が薬物療法に頼ることの危険性を以前にも警告していた。同議員は、グロスターシャー州でのコメディ処方箋の草分け的存在とされ、コメディイベントの利点を探求する余地はまだまだあると考えているという。
GP(一般医)でもあるオファー議員は、3月の国会でコメディイベントのトライアルに関する話し合いの場を設ける予定があるという。
「軽度から中程度のうつ病でGPを受診した場合、精神科を紹介されても4から6か月ほど待たされます。GPとしてそれは支持療法ではありません。では他に何をするか?処方箋用紙に手を伸ばす、人々の出番となるわけです。コメディを試したのは今回が初めてで、エキサイティングな試みです」