第97回アカデミー賞で「教皇選挙」による主演男優賞にノミネートされている俳優レイフ・ファインズ(62)は、「ハリー・ポッター」シリーズのヴォルデモート役を引き受けるまで「見当違いの気取った考え」を持っていたことを明かした。
J.K.ローリングによる人気小説の映画化作5本で、悪役ヴォルデモートを演じたレイフは、妹から言われるまで、その役に興味を持っていなかったのだという。
レイフは、サンタバーバラ国際映画祭でザ・ハリウッド・リポーターに「嫌いになるために映画を見なかったわけじゃない。ただ見たことがなかったんだ。それに原作も読んだことがなかった。ヒット作であることは知っていたよ。魔法使いやゴブリンみたいなものに見当違いの気取った考えを持っていたんだろうね」と打ち明けた。
さらに「最初は抵抗があった。妹のマーサにヴォルデモートっていう役を依頼されていると話すまではね。彼女から『ヴォルデモートの役を頼まれてるの?やらなきゃだめよ!レイフ、あなたは分かってない』って言われた」と語っている。