元フジテレビアナウンサーの渡邊渚さんの初フォトエッセイ「透明を満たす」(講談社)が29日に発売された。本の帯には「著者による50,000字超のオール書き下ろし」「80ページに及ぶ充実の撮り下ろしも収録」と記され、「Amazon」タレント本の売れ筋ランキングで1位になるなど、上々の滑り出しとなった。
渡邊さんは17日に自身のインスタグラムで表紙とタイトルを公開。「いろんな考えがあるかと思いますが、私は誠実にこの本と向き合って作りました。今伝えたいことは、すべてここに、嘘偽りない言葉で書き残したので、それが皆さんに届くことを願っています。」と思いをつづっていた。
また、23日には「タイトルの“透明”には、さまざまな意味と思いを込めています」とつづり、「皆様にはぜひ本書を読んで、この“透明”という掴みきれないものを満たすとはどういう意味なのか、考えていただけたら嬉しいです。」と呼びかけていた。
渡邊さんは2020年にフジテレビに入社。23年から体調不良の療養のため仕事を休養、24年8月末で同社を退社した。24年10月1日には自身のインスタグラムでPTSD(心的外傷後ストレス障害)を患っていたと公表し、専門治療が終了したことを報告していた。
2月から公式ホームページと公式メンバーシップを開設することを発表している。