【漫画】偶然拾った指輪→運命的な出会い→まさかの結末→どんでん返し!10年愛の行方が話題 作者に聞く

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世の中には、些細な行動がきっかけになって運命的な出会いが生まれることもある。みなさんはそういった経験があるだろうか。

漫画家の関野葵さんが手がけた「ヤングキング」の読切作品『Destiny ring』は、主人公が電車内で指輪を拾ったことがきっかけになり、持ち主の素性を調べ始めるという物語だ。関野さんのX(旧Twitter)に『10年付き合った恋人に、運命で振られた男』というタイトルで投稿されると、2000件以上の「いいね」を獲得している。

交際して10年目の彼女に「運命の人と出会ってしまった」と言われ振られてしまった主人公の「クニマツ」。最悪な状況に陥ってしまい気が立っているなか、乗車していた電車でエンゲージリングと身分証が入った紙袋を拾う。詳しく調べると、持ち主は「桜山清道」という男性で、その指輪には「Destiny」と掘られていた。クニマツは幸せになろうとしている清道に腹が立ち、清道が交際している女性を略奪しようと企てるのだった。

同作に対して読者からは「まさかのラスト」「引き込まれた」など好評の声が続出。そこで作者の関野さんに、同作を手がけたきっかけについて話を伺った。

―同作を描いたきっかけを教えてください。

ストーリーを考えたのは結構前でした。実際、当時付き合ってた人に、こてんぱんに振られた後に電車で思いついたのがきっかけです。殺意やいろんなエネルギーに満ち溢れていて、なんか無敵な気分だったのが、今思うと面白くてあのストーリーになりました。

―同作は「運命」がテーマになる作品かと思いますが、この作品を描き上げた関野さんが思う「運命」とは何でしょうか?

まだ考えている途中ですが…今のところタイミングだと思っています。何かと、誰かとすれ違う時、その時の自分がどういう状況かで、相手とは全く違う関係性になると思っていて。主人公のクニマツは、落ちてるものを抵抗なく拾う人なので、きっと指輪は拾うでしょうが、傷心中でなければ、すぐ駅員に渡して終わりです。運命は、結局は自分が引き寄せたものだと思います。

―読者に向けてメッセージをお願いいたします。

読んでくださった方、感想くださった方、読もうと思ってる方、ありがとうございます。これは運命に振り回される人間たちの話ですが、「運命的な出会いだった」と思えた衝撃は全て唯一無二です。いろいろな運命を引き寄せて面白く生きていけたらと思います(気が向いたら…ご感想などいただけたら大変嬉しいです…)。

<関野葵さん関連情報>

▽X(旧Twitter)

https://x.com/SEKINO1869

▽『10年付き合った恋人に、運命で振られた男』が掲載されたポストはこちら

https://x.com/SEKINO1869/status/1856289886774636779

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