メンズウェアブランドのジョーダンルカ（JORDANLUCA）のデザイナー、ジョーダン・ボーウェンとルカ・マルケットが、ランウェイで挙式し、ミラノ・ファッションウィークのショーを締めくくった。
2011年に出会い、2018年にレーベルをスタートさせた2人。18日に行われた2025年秋冬コレクションのショーの最後にお辞儀をするのではなく、ピンクのカーテンと花で飾られたプラットフォームへと歩き出し、司式者の前で誓いの言葉を交わしてゲストらを驚かせた。
ピープル誌によると、司式者が結婚宣言した後にジョーダンとルカはキスを交わし、会場からは歓声が挙がったという。2人は、モデルたちに囲まれる中、3Dプリンターで作られた2人のレプリカを乗せた巨大なウェディングケーキをカットしたという。
結婚という制度を「あまり信じていない」と認める同性の2人だが、お互いの愛を示すことは重要だと感じたそうで、ジョーダンは英ヴォーグ誌に語った。「結婚というものを信じていない部分もあります。この制度の大部分は所有権に関するものですから。つまり、誓約書を書くときでさえ、私たちはすでに約束を交わしているし、毎日それを実践しているから、その必要性を感じないんです。でも私たちが信じているのは、愛は目に見えるものであるべきだということです」
