伝説的シンガーソングライターのボブ・ディラン（８３）の古い遺言書が売りに出されている。ティモシー・シャラメ主演の伝記映画『名もなき者／Ａ ＣＯＭＰＬＥＴＥ ＵＮＫＮＯＷＮ』で再びボブに注目が集まる中、「ロバート・ディラン」と署名された１９７６年８月２６日付けの遺言書が入手可能となった。
文言から前年９月２２日に提出した書類の修正であることがわかる直筆の署名と日付が記されたタイプされた同遺言書は、有名人の関連品を扱うモーメンツ・イン・タイムを通じて売りに出されており、価格は２万７５００ドル（約４３０万円）となっている。
この文書の中でボブは、弟のデイビッド・ジマーマンに５万ドル（約７８０万円）と当時住んでいた家を遺すとしており、さらに子供たちへの相続に関しても記していた。
ボブが、どの時点で遺言書を書き換えたのかは不明だが、同書類に署名した当時、ボブには当時の妻サラ・ラウンズとの間に、マリア（６３）、ジェシー（５９）、アンナ（５７）、サミュエル（５６）、ジェイコブ（５５）がいた。その後、１９９２年に別れた２番目の妻キャロライン・デニスとの間に、娘デジレ（３８）をもうけている。
