プロゲーマーの梅原大吾氏(43)がこのほど、横浜で行われた「日本eスポーツアワード2024」に登壇。その際に着用した衣装が「大型アップデートだ」と話題になっている。
梅原氏と言えば、2010年に日本人として初めてゲーム分野でスポンサー契約をかわした「日本初のプロゲーマー」で、格闘ゲーム界の「生きる伝説」。プレー面でも、アメリカで毎年行われる大型ゲーム大会「Evo」で複数回の優勝や、負け直前の状態から相手の攻撃を超絶テクニック(入力猶予0.09秒の防御術)でしのぎ、逆転勝利を決める「背水の逆転劇」などが語り草となっている。「世界で最も長く賞金を稼いでいるプロゲーマー」「ウルトラストリートファイターⅣ(ゲームタイトル)での最高ランキング」「最も視聴されたビデオゲームの試合」でギネス記録も保持しており、43歳となった現在も大手飲料メーカーのレッドブルなどからスポンサー契約を受け、第一線で活躍している。
話題になっているのは、15日に横浜で開催された「日本eスポーツアワード2024」での衣装。前年にも「日本eスポーツアワード」に登壇しており、その際には黒のパーカーに黒のスウェットパンツという「ラフすぎる」格好で、ある種話題になっていた。
そのこともあり「今年はどんな衣装なのか」と注目が集まっていたが、登壇した梅原氏が着用したのはシャツまでオールブラックで統一した3ピーススーツ。カチッと決めながらも、胸元には赤のポケットチーフで差し色を添え、ダンディな雰囲気を醸し出した。現在所属する「Saishunkan Sol 熊本」(再春館システム)のチーム公式Xや、実況者・MCのアール氏のXなどでその姿が投稿された。
壇上では「eスポーツ功労賞」を受賞し「普段は着ないので、スーツ着ると緊張しますね」と笑いながらも「何でもゲームに限らず、評価されるまでには時間がかかるということなんですかね。10歳から(ゲームを)はじめて、30年かけてようやく『ありがとうございます』と言われた。時間は掛かりますが、みなさんも何か好きなことがあるなら30年後ぐらいに評価されるつもりでやったらいいじゃないかなと思います」とあいさつした。
ネットは前年との温度差に仰天。「大型アップデート」と話題になった。「寝間着からスーツになってる」「ウメさんかっこよすぎる」「プロゲーマーだけあって対策がうまい」「スーツ着ただけでアップデート扱いなのおもろすぎる」「これはギネス3つ持っている梅原大吾さん」と賛辞の声が多く並んでいた。