フジテレビ元アナウンサーの渡邊渚さんが17日、自身のインスタグラムを更新。29日に発売予定のフォトエッセイのタイトルと表紙を公開した。
渡邊さんは「1月29日発売のフォトエッセイの表紙とタイトルを公開しました。」と題して写真を公開。スカイブルーのワンピースに身を包み、満面の笑みでカメラを見つめる印象的なカットを表紙に置いた。タイトルは「透明を満たす」であることも公表。「信頼できるスタッフの方々のお力で、素敵な写真になりました。」と自分でも納得の出来栄えであることを記した。
また「『PTSDの人間がグラビアをやれるわけがない』と言われますが、私は病気になるずっと前からグラビアページに出ていたので、こうして写真を撮られることに抵抗感がありません。」と否定的な声に対しては反論。「むしろ病気によって”できない”と決めつけるのは、他者にも自分自身にもしたくないことなので、こうして挑戦しています。」とあえてグラビアを掲載している意味も伝えた。「いろんな考えがあるかと思いますが、私は誠実にこの本と向き合って作りました。今伝えたいことは、すべてここに、嘘偽りない言葉で書き残したので、それが皆さんに届くことを願っています。」と思いをつづった。
渡邊さんは2020年にフジテレビに入社。23年から体調不良の療養のため仕事を休養、24年8月末で同社を退社した。24年10月1日には自身のインスタグラムでPTSD(心的外傷後ストレス障害)を患っていたと公表し、専門治療が終了したことを報告していた。
現在は雑誌のグラビアに登場したり、SNSでも情報を発信するなどしている。24年12月30日のインスタグラムでは「一年半前に突然仕事ができなくなった日からいろんなことを諦めてきましたが、今は『やり残したことをやり切るまでは頑張って生きてみようかな』という気持ちで過ごしています!」と心境を明かしていた。